2019年12月10日、鳥羽水族館の深海生物「ダイオウグソクムシ」が脱皮途中で死んでしまったことが発表されました。
今回亡くなったダイオウグソクムシNo.23は、10月に脱皮が確認されていましたが、前半部の脱皮が成功すれば世界初の事例になっていたということで悲しむ声が上がっています。
ダイオウグソクムシの脱皮成功が確認されていない事から、脱皮にはかなりのリスクがあることがわかりますが、その理由や原因は何なのでしょうか。
今回は『ダイオウグソクムシが脱皮で死亡した理由と原因は?鳥羽水族館』ということで、10月に前半部分を脱皮したダイオウグソクムシNo.23がなぜ脱皮途中で死んでしまったのか、その理由についてまとめます。
ダイオウグソクムシが脱皮途中に死亡した理由は?
【死因不明】10月に脱皮のダイオウグソクムシ死ぬ 鳥羽水族館https://t.co/yt0BZvz61p
脱皮の確認は世界で5例しかなく、過去4例はいずれも体の後半部を脱皮後に死んだ。前半部を脱皮すれば世界初だったという。
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 10, 2019
今回死亡したダイオウグソクムシはNo.23、後半の脱皮は成功していましたが、前半の脱皮途中で死亡したようです。
ダイオウグソクムシの脱皮の確認は世界で5例しかないそうですが、過去4例は体の後半部を脱皮後に死亡したということです。
今回のNo.23の脱皮が成功すれば世界初ということで非常に残念です。
鳥羽水族館のNo.23の死因は不明ということですが、過去の例からもダイオウグソクムシの脱皮にはかなりのリスクがありそうですね。
なぜ脱皮途中で死んでしまうのか理由や原因を調べてみました。
ダイオウグソクムシの死因は栄養不足?
飼育されているダイオウグソクムシが脱皮で失敗してしまう原因としては、栄養不足が考えられます。
エサに含まれる栄養成分のかたよりによって、脱皮に必要な栄養物質が充分摂取できていないと失敗する可能性があるようです。
自然の状態に近づけるように飼育されていると思いますが、全く同じとはいかないでしょうね。
ダイオウグソクムシの死因は環境の問題?
ダイオウグソクムシは深海生物なので、飼育下とは環境がかなり変わってきます。
高い水圧がかかっていないことから深海に比べて体が大きくなり脱皮しにくいという説もありました。
もし水圧が原因だとすれば、飼育下のダイオウグソクムシの脱皮成功は残念ながら見れないでしょうね。
ダイオウグソクムシの死因は体力不足?
ダイオウグソクムシの脱皮はかなり体力を消耗するようで、2回に分けて脱皮するのも脱皮によるエネルギー消費を分散するためではないかと言われています。
脱皮を失敗してしまうと、触覚や目が機能しないばかりか、バランスを崩して移動できなかったり、エサが食べられないということになってしまいます。
ネットの反応は?
脱皮前と後で水圧とか変えないとダメなんじゃね
— Kihara (@_S4M2) December 10, 2019
鳥羽水族館のダイオウグソクムシさん死んじゃったんだね…😢
ひそかに応援してたのに、残念だな…— nancy (@odnkn8931) December 10, 2019
鳥羽水族館の死んじゃったダイオウグソクムシって、ニコ生で脱皮放送してたNO.23なの?みんなで脱皮応援してただけに悲しさが… >RT
— うおっ子 (@nico_sk_uocco) December 10, 2019
鳥羽水族館のダイオウグソクムシNo23が死んでしまったとyahooのニュースに出てました。
みんなが残り半分の脱皮を心待ちにしていただけに残念です。#ダイオウグソクムシ#鳥羽水族館— ばしのむす で〜でるらいに (@YOSHIKIDp) December 10, 2019
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