現在では車の免許を取得する際、教習所を利用する方が大半ですが、免許を取得するには自動車学校、教習所を卒業し卒検に合格しなければなりません。
いざ卒検を受けるとなると、緊張しますよね。
私も初めての路上教習と卒検はとても緊張しました。
そこで、今回は『卒検の流れや所要時間は?何キロ走る?【普通自動車運転免許】』ということで、卒検の大まかな流れと、所要時間や何キロ走るのか、また卒検の内容についてご紹介します。
これから免許を取得しようと思っている方や卒検を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
卒検までの流れと卒検の内容は?【普通免許卒業検定】
ほどんどの方が、車の免許を取ろうと思った時に、教習所を利用されると思います。
こちらでは、自動車教習所での卒検までの流れと、卒検の内容についてご紹介します。
卒検までの流れ
自動車教習所では、学科教習で技術や運転マナー、交通ルールを学び、技能教習では教習所内のコースや道路を使い、実際の運転技術を学びます。
教習所での免許取得までは「第一段階」「修了検定」「仮免許学科試験」「第二段階」の4つに分かれています。
第一段階
学科教習は10時限程度、技能教習はAT車が12時限以上、MT車が15時限以上と決まっています。
修了検定
第一段階の全教習終了後に行う試験です。
教習所内のコースを使用して基本的な運転技術、運転技能が身についているかを確認する技能試験になります。
仮免許学科試験
修了検定合格後に受ける『仮免許』を取得するための試験です。
仮免許学科試験では、第一段階で学んだ交通ルールやマナーなどの学科試験で、全50問中45問正解で合格となります。
第二段階
では学科教習と技能教習の両方を学びます。
AT車・MT車ともに学科教習は16時限程度、技能教習は19時限以上、路上で行います。
卒検の内容
卒検とは「自動車教習所の卒業試験」になります。
教習所で学んできたことが身についているかを確認する試験で、路上と教習所内のコースで行われる技能試験になります。
試験の公平や公正を期するために、大抵1~2人の受験者を乗せて試験が行われます。
持ち点は100点で70点以上が合否のラインになります。
路上運転では3コースある中から当日に1コース選ばれ、その指定のコースに沿って運転します。
安全確認、徐行運転、歩行者の保護などの確認、教習所内のコースでは縦列駐車、方向変換などの確認になります。
卒検の流れは?【普通免許卒業検定】
卒業検定では路上と教習所内コースでの運転で採点されます。
持ち点は100点、70点以上で合格となります。
卒業検定で走る路上のコースは当日に発表されます。
方向変換か縦列駐車も当日発表になります。
まずは当日発表になった路上コースからスタート、検定員が道を教えてくれますが、前もって頭に入れておきましょう。
途中で1度駐停車、検定員の指示に従って発進します。
その後、他の受験者と交代になります。
教習所に戻ってからは、縦列駐車か方向転換の試験になります。
卒業検定では「運転技能検定中」などの標識が付けられ、車の上部や側面に「検定中」表示されるところもあります。
卒検の所要時間は?【普通免許卒業検定】
卒業検定での、一人当たりの運転時間はおおよそ20分程度になります。
ほとんどの場合が、他の受験者と同時に受けることになるので、教習所に戻るまで40分程度になります。
卒検では何キロ走る?【普通免許卒業検定】
卒業検定では約4キロのコースが用意されています。
3コース程度用意され、どのコースを走るかは当日発表になります。
卒検の流れや所要時間は?何キロ走る?【普通自動車運転免許】まとめ
普通免許の卒検についてご紹介しました。
卒検では、当日発表される路上コースと教習所内のでの縦列駐車か方向転換の試験を行います。
合格ラインは100点中70点。
卒検は自動車教習所で受ける最後の試験になります。
この卒業検定に合格すれば、残すは運転免許センターでの本免学科試験のみ!
落ち着いて頑張ってくださいね!
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